どん底から、満ち足りるまでにやめたこと
どん底にいるとき、
未来は遠くにあるように感じていました。
いや、未来はないと思っていたかもしれません。
毎日がつまらないと感じていたこと。
お金がないこと。
自分の価値がわからないこと。
社会のお荷物のように感じていたこと。
生きている意味さえわからなくなり、
全てが嫌になった時期もありました。
それがどん底だったと気づいたのは、後になってからのことです。
そんな時期を乗り越え、今私は満ち足りています。
一瞬みたいに書きましたが・・・
自分を少しずつ再建することで、ここまで戻ってくることができました。
その過程の中で「やめたこと」。
結論から言うと、自分を責め続けることです。
言い方を変えれば、価値観を変えました。
今日はその話を書こうと思います。
この記事は、今現在満ち足りている人には必要ありません。
毎日がつまらない。
自分には価値がない。
そんなふうに感じている方に読んでいただけたら嬉しいです。
目次
どん底にいた頃の私
どこまで話していいのか。
二十歳前後の私は、お金も才能もなく、
見た目も中身も何の取り柄もないと思っていました。
自分の価値はマイナス。
無知で、経験も浅いくせに見栄っ張り。
一時はガス・電気・水道の順に止まりました。
幸せになることより、
生き延びることで精一杯でした。
そんな20代を過ごし、
なんとか看護師になり、
今の主人と結婚しました。
けれど、その後も順風満帆とはいきませんでした。
産後うつに悩み、
体重も20kg近く増えました。
当時は、自分の人生を好きだと思えませんでした。
私がやめたこと
私はどうして変わったんだろう。
このブログを書きながら振り返りました。
特別な才能があったわけではありません。
急に強くなったわけでもありません。
ただ、一つだけやめたことがあります。
それは、自分を責め続けることです。
ちゃんとできない自分。
痩せられない自分。
頑張り続けられない自分。
「なんで私はこうなんだろう」
そう思いながら生きていました。
自分を責めていることには気づいていました。
でも、それをやめるのは簡単ではありませんでした。
だから最初は、自分の味方をする練習から始めました。
完璧じゃなくてもいい。
今日はこれだけできた。
それくらいでいい。
小さなことでしたが、
少しずつ積み重ねていきました。
人の目や数字に支配される人生から抜け出す
もう一つ、
人生を変えた大きな転機がありました。
人からの評価。
SNSの反応。
体重。
そういったものを、
自分の価値基準にすることをやめる挑戦です。
ダイエットも何度もしました。
目標体重になったこともあります。
でもそれは、ゴールではありませんでした。
太ったらどうしよう。
また戻さなきゃ。
食べたい。
でも我慢しなきゃ。
人からどう見られるかも気になりました。
何をするにも、
自分の気持ちより周囲の目を優先していました。
それは心地よさとは程遠い生き方だったのだと思います。
そこから抜け出したい。
そう思い始めたことが、
私にとって大きな分岐点でした。
完璧を目指すことをやめた
当時の私は、
自分では全然うまくできている気がしませんでした。
むしろ、できない自分を責めながら、
なんとか動いている感覚でした。
それなのに、
周囲からは「ストイックだね」と言われるようになりました。
完璧を目指すほど、できていないことばかりが目につきます。
やるべきことを増やすほど、
自分で自分を追い込んでいました。
だから少しずつ、完璧を目指すことをやめました。
できないことではなく、
今できていることを見る。
それでもうまくいかない日はあります。
でも、それも含めて今の自分。
そう思えるようになってから、
物事の選び方や考え方も少しずつ変わっていきました。
環境に投資するという選択
私はずっと、意志の力だけで変わろうとしていました。
もっと頑張れば変われる。
もっと我慢すればうまくいく。
そう思っていました。
でも実際は違いました。
自分一人で頑張り続けるには限界があります。
だから私は、
学びや人との出会いに時間とお金を使うようになりました。
自分より少し先を歩く人に会う。
新しい考え方に触れる。
環境を変える。
すると、一人では見えなかった景色が見えるようになりました。
ピラティスが教えてくれたこと
そんな中で出会ったのがピラティスでした。
最初は姿勢を良くしたい、痩せたいという気持ちだったと思います。
しかし続けていくうちに、ピラティスは本質的なものだと感じるようになりました。
その土台となる考え方を学んでいく中で、視野が広がり、自分自身の心の動きにも目が向くようになっていったのです。
私は伸展の動きが苦手なのですが、
ある時、これは身体だけでなく心にも通じることだと気づきました。
今すぐにできないことは、できない。
段階を踏みながら、一歩進んで二歩下がることもありながら、少しずつ前に進んでいけばいいのだと思えるようになりました。
調子の良い日もあれば、悪い日もあります。
昨日できたことが、今日はできないこともあります。
それは決してダメなことではなく、今日はそういう日なのだと受け止めること。
ピラティスは、自分を追い込むためのものではなく、自分を理解するための時間でした。
そしてそれは、自分を信頼する練習でもあったのです。
今、満ち足りて生きるということ
私は今、満ち足りています。
もちろん悩みもありますし、不安になる日もあります。落ち込むこともあります。
それらがなくなったから満ち足りているわけではありません。
できない自分も、迷う自分も、弱い自分も、全部ひっくるめて、これが今の私だと思えるようになりました。
昔の私は、痩せたらゴール、幸せになったら安心できると思っていました。
でも実際は逆でした。
痩せていない自分を認めること、そうして少しずつ安心できるようになったから、幸せを感じられるようになったのです。
どん底にいる人へ
もし今、自分には価値がないと思っている人がいるなら。
何かを成し遂げなくてもいいのです。
すぐに前向きになれなくてもいいのです。
ただ、自分を責めることを少しだけ休んでみてください。
人生は劇的には変わりません。
でも、自分にかける言葉が変わると、見える景色は少しずつ変わっていきます。
私がそうだったように。
昔の自分へ
お金がなくて、将来が見えなくて、自分には価値がないと思っていたあなたへ。
大丈夫です。今も失敗はするし、落ち込む日もあります。
でも、自分を責め続けることはなくなりました。
あなたがずっと欲しかったものは、何かを手に入れた先にあったわけではありませんでした。
自分を否定することをやめたとき、少しずつ戻ってきたのです。
だから焦らなくていい。何かになろうとしなくていい。今日を生きていれば大丈夫です。
あなたはちゃんと戻ってこられる。